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おしゃべり大学院生 studying in Sweden

おしゃべりなJDI(女子大学院生)のスウェーデン留学奮闘記。

リンショーピン大学を選んだ理由#1チョコレート

私がリンショーピン大学に来た理由その1

 

私がリンショーピン大学を選んだ理由はたくさんあるのですが、

そのひとつがチョコレート。

 

そうそう、私スウェーデンのチョコレートが大好きでね❤️毎日食べたくって❤️

 

なんて話ではなく・・・・。

 

リンショーピン大学にいらっしゃるSimon Schütte先生の論文

"Evaluation of the affective coherence of the exterior and interior of chocolate snacks"

を読んで面白い!と思ったから。

簡単に言うと

「チョコレートバーの中身とパッケージの印象をいかにマッチングさせる」ことを目的として印象評価を行ったものです。

 

ほら、

中身>外見 だと、買う時にパッケージのみから判断するからだれも買わないし、

かといって

中身<外見 だと、期待しすぎて客をがっかりさせちゃうでしょ?

 

なのでこの論文では

何色が甘い印象を与えるの?

どんな模様ならクリスピーな印象になるの?

というようなことについて評価実験を行って分析しています。

 

私はこの論文が面白くて、彼のことを調べました。

Simon先生は感性工学**という分野で活躍されていてます。

また、リンショーピン大学には感性工学の研究センターがあり、その研究所ではVOLVOやダノン、TOYOTAなど有名企業と提携して色々な研究を行っています。すなわち製品に応用できるだけの「調査方法」「分析力」「応用力」があるということ。

「ああ、わたし、それだけの知識が欲しい!リンショーピン大学で勉強したい!」って思うようになりました。

 

**感性工学は英語でKansei Engineering

日本人である長町先生が発展させたので日本語がそのまま使われています。

リンショーピン大学はこの長町先生とコネクションがあり、いくつか共同研究を行っています。

感性工学とは簡単に言うと人間の感性を工学に生かす方法のこと。

わたしの専門は像感性工学で、感性工学のなかでも特に像(画像)に特化したものです。

 

その後Simon先生に研究計画書、C.V.をつけてメールを送ったのですが無視をされました・・・。苦笑

ですが、その後こちらであった日本人のK子さんがなななんとSimon先生の元で研究を行っていると!!今度Simon先生に紹介してくださるそうなので楽しみです!

やっぱりわたしはsimon先生の元で勉強しなきゃいけないんだと再認識しました。

 

ちなみに今日はこの論文に出てきたチョコレートを2つ食べました〜

あれ、こないだお菓子我慢するって言ったばっかりなんだけど・・・。

ま、いっか!今日だけ❤️笑

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